当社は100%森林破壊のないサプライチェーンを持つ大豆の調達に取り組んでいます。(本社リリース抄訳)
2021年より、当社が生産する飼料に用いる大豆の調達先を100%森林破壊しない企業とすることを発表します。
当社は合法非合法問わず、すべての大豆について森林破壊され生産されたものを取り扱わないことをお約束します。この取り組みにより当社は、森林破壊されない環境にやさしいブラジル産の大豆のみを使用する、世界初の企業となります。
当社の持続可能性戦略において、重要なマイルストーンとなるこの取り組みについて、CSO(訳注:Chief Sustainability Officer最高持続可能性責任者)であるCatarina Martinsは次のように述べています。
「水産養殖に用いる大豆および飼料業界にとって革新的な取り組みです。長年にわたり当社は、責任ある大豆類の調達のための円卓会議であるProTerraが認定する森林破壊されていないことが確認された大豆のみを調達してきました。
各調達先と緊密に調整を重ねてきた結果、2021年より生産時に全くもって森林破壊されていない大豆のみを調達することに合意しました。当社は2021年第3四半期より、合法非合法問わず森林破壊された土地で栽培された大豆を取り扱いません。」
「アマゾンとセラード(訳注:ブラジルのサバンナ地帯)において意図的に環境保護が実施されてないような現在のブラジルの状況では、大豆の調達先が、当社にとって認められない開発を行っているかどうか注意深く確認する必要があります。この発表により、調達先と製品のサプライチェーンがすべて環境にやさしいことが保証されます。」
「世界でも限られた垂直統合型の水産企業として、バリューチェーンを管理することの重要性を認識しています。それゆえ、調達先に対しては環境にやさしいバリューチェーンを持っていることを重んじており、さらにたとえ他社が使っているとしても、製造過程で森林破壊された製品を使用しないことを非常に重視しています。」
新たな取り組みにより、ブラジルの森林の環境負荷が低減され、飼料の主な原料において生産の持続可能性が確保されます。また、現在森林破壊された土地で栽培している調達先からの取引を見直し、新たな調達先を開拓しています。
大豆(ProTerra認定の非遺伝子組み換え)の3つの主な調達先はCaramuru、Imcopa、およびCJ Selectaです。
飼料の生産と当社の持続可能性戦略の詳細についてはこちらをご覧ください。(英文)