モウイは世界で最もサステナブルな養殖会社として選出されました。
Coller FAIRR Protein Producer Indexにより、モウイは世界で最もサステナブルな養殖企業として評価されました。
Coller FAIRR Protein Producer Indexとは、世界の畜肉・乳製品製造・水産養殖業の大手企業を対象とする、サステナビリティに関して詳細に分析した指標です。対象となる60社は、温室効果ガス排出量、森林破壊、食品の安全性など、環境・社会・ガバナンスに関する事項によって評価されます。
この結果について、モウイのCEOである Ivan Vindheimは次のように述べました。
「サステナブルな食料生産の最前線にモウイがいることが、改めて示されました。私はそういった企業の経営を担っていることを誇りに感じると同時に、身の引き締まる思いです。」
モウイは、責任ある調達、アニマルウェルフェア、環境の持続可能性などに関する確固とした方針・ガイドラインを遵守することで、本指標で常に上位にランクインしてきました。
最高サステナビリティ・テクノロジー責任者であるCatarina Martinsは次のように言い添えます。
「世界人口が増えつづけるため、より多くの食料を生産せねばなりません。地球環境を守りつつ、海の可能性を引き出すことで、多くの食料生産を実現する。それがモウイの最終的な目標です。“世界で最もサステナブルな養殖会社”に選ばれ、モウイの努力が再度認められたことを、非常に誇りに思います。」
突出するサーモンのサステナビリティ
2022年版のレポートでは、主にサーモンなどの水産養殖企業が、陸上養殖企業より優れた結果になりました。モウイは1位であり、同じ水産養殖企業であるGrieg Seafood ASAとLerøy Seafood Group ASA(共に本社はノルウェー)それぞれ2位、4位にランクインしています。
またCatarina Martinsは次のように述べます。
「FAIRRの評価手法は改善し続けており、評価が始まった5年前よりも多くの事柄に関して報告し、進捗を示すことが要請されています。そのため、上位にランクインすることがますます困難になってきました。そのなかで、ノルウェーのサーモン養殖企業3社は上位4位にランクインしました。これは、ノルウェーのサーモン養殖事業は、サステナビリティの先陣を走っていることを示しています。」
Coller FAIRR Indexについて
金融機関などが投資判断やエンゲージメント戦略*1を実施できるように、畜肉・乳製品製造・水産養殖業界のベスト・イン・クラス*2に関するデータ・分析・業界動向を提供することが目的です。
また、企業戦略などの情報開示が遅れている箇所に光を当てることで畜肉・乳製品製造・水産養殖業界市場のトレンド形成に貢献します。
フードチェーンにおける主要なサプライヤーたちが下記の環境・社会・ガバナンスリスクをどの程度管理しているのか評価するこのレポートは、投資家にとって重要な情報源です。
- 温室効果ガス排出
- 森林破壊と生物多様性
- 水資源の使用と水不足
- 廃棄物と汚染
- 抗生物質
- 労働条件
- アニマルウェルフェア(動物福祉)
- 食品の安全
- ガバナンス
- 持続可能なタンパク質
Coller FAIRR Indexについての詳細な情報はこちらからご覧ください。
https://www.fairr.org/index/
*1 投資先企業が抱える環境・社会・ガバナンスの問題の解決に向け建設的に投資家と投資先企業が対話すること
*2 環境・社会・ガバナンスの観点で優れた企業へ投資する手法